楽天市場がなくなる日 (洋泉社ペーパーバックス)

楽天市場がなくなる日 (洋泉社ペーパーバックス)

宮脇 睦
発売日: 2006/02/01
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楽天、利用者のメールアドレスを含む個人情報を「1件10円」でダウンロード販売していることが判明 / GIGAZINE
先に断っておきますが、当方「GIGAZINE」さんに何の恨みもございません。一読者として大変楽しく閲覧させていただいております。
また、楽天市場さんに関しても特にどうこう言う感情はございません。一利用者として楽しく買い物させていただいておりますし、時には顧客への提案材料の一つとして他社共々お名前をお出しすることもございます(但し、提案の場合は比較対象としてのケースが多いのも事実。だって高いんだもん)。
さて、本題です。
楽天市場にて店舗を出店する場合、個人情報の取り扱いについては下記の様なお約束になっていたかと思います。
・個人情報の所有権(?)は楽天市場
・ショップ運営者は「発送・顧客サポート」など、ショップ運営に必要な範囲で個人情報の閲覧・利用が可能
・なので、もし楽天市場から撤退する場合、個人情報を持っていくことは出来ない
さて、GIGAZINEさんの記事タイトルを見る限りでは「不特定多数に個人情報を売っていた」と受け取ることが出来ます。
実際はそうではなく、楽天にて運営している店舗が、自分の店舗で取引してくれた顧客の情報のみを1件10円でダウンロード出来る、という内容でした。ダウンロードできる内容には「クレジットカード番号が含まれる」とGIGAZINEには書いてありますが、実際は「非表示」扱いでダウンロードできません。
ただ、それにはメールアドレスが含まれておらず、メールアドレス付きの情報が欲しい場合はある特定条件を満たす必要があります。その中には「外部に漏洩させない」旨の書面を交わす、ということも含まれています。
結局は
・なので、もし楽天市場から撤退する場合、個人情報を持っていくことは出来ない
という「縛り」を設けているわけですから、これは「販売ではない」ことは一目瞭然です。
「販売」であれば、この約束は成立しません。
私の認識としては、楽天は個人情報漏洩に関してはかなりの対策を打っている、と思っています。メールアドレスを一覧形式では入手しにくくしたり、個人情報を参照するという行為についても随分と注意を払っていると感じています。
ショップ運営側の立場としては、手元に個人情報をもつことでリスクを増やすより、楽天側に個人情報を持っていただいた方が下手に気を遣わなくて済むので逆にありがたいのではないでしょうか(これ、実際にネットショップをやってらっしゃる方から時々聞く言葉です)。
それよりもショップ側が個人情報を閲覧する、入手する、という行為がそれほど問題があるのであれば、正直なところ、ショップなんか運営できないですよねぇ。
むしろ、その他のショップの方が容易にメールアドレスなんか入手できますから、そちらを問題にすべきではないか?と思います。
GIGAZINEさんがその前の記事で触れている
楽天市場から個人情報がスパム業者に流出か、実名の記載された迷惑メールが楽天でしか使っていないメールアドレスに届き始める
この記事についても、そもそもの問題は「楽天市場が個人情報をダウンロードさせている」という点ではなく、その下でショップを運営している業者の個人情報保護に対する考え方の問題ではないか?と思うのですが???
というか、当該記事はこの内容をもって「外部へ流出する可能性は非常に高い」と言い切っています。じゃあ他のネットショップはどうなの?もっと流出する可能性は高いでしょう。
こういうネットショップポータルのようなところにショップを出してないところの方がよほど危険のような気がするのは私だけでしょうか?
ここまでGIGAZINEが言い切るのであれば、自分らが理想とする「ネットショップのあり方」「個人情報の取扱い方」を開示して欲しいところです。

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