というわけで、Google Driveから始まって、Microsoft SkyDriveの利用規約を解説してみました。
ここまで来たら・・・というわけで、Dropboxの利用規約も読んでみましょう。

・・・正直、引用したくなるような「まずい表現」が一切ないのですけど・・・
例えば、所有権にしても次の文章にあるように「お客様が完全な所有権を保持する」とあります。
「お客様は本サービスを利用することにより、Dropbox に提出した情報、ファイル、およびフォルダ (総称して「お客様の素材」) を当社に提供することになります。お客様は、お客様の素材に対する完全な所有権を保持します。当社はお客様の素材に対する所有権を一切主張しません。本利用規約は、以下で説明するように、本サービスを遂行するために必要な限定的な権利を除き、お客様の素材の権利または知的財産権を当社に付与するものではありません。」
そして、Dropbox社が持つ権利は「お客様の素材を使用して行うよう依頼されたサービスを実行する際に、お客様のアクセス権を必要とする場合があります」とあります。つまり、Dropbox社がお客様に「提供しますよ」と明示しているサービスで必要なアクセス権しか主張しませんよ、ということです。
「当社は、お客様のファイルのホスティング、お客様の裁量によるファイルの共有など、お客様の素材を使用して行うよう依頼されたサービスを実行する際に、お客様のアクセス権を必要とする場合があります。これには、画像のサムネイル、ドキュメントのプレビューなどの、お客様の目に見える製品機能が含まれています。また、当社がデータを保護するためにデータの冗長バックアップを行う方法などの、当サービスの技術的管理のために行う設計上の選択も含まれます。お客様は、本サービスを提供する目的に限り、当社がこれらを実施するために必要なアクセス権を付与するものとします。このアクセス権は、記憶領域を提供する Amazon を初めとして、当社と協力して本サービスを提供する信頼できる第三者にも適用されるものとします (同様に、本サービスを提供する目的に限り)。」
そして、司法当局などへのデータ提供にも明言しています。
「明示の対象として、プライバシーポリシーで特定するごく一部の例外を除き、本サービスのいかなる変更にもかかわらず、当社はいかなる目的でも、お客様の指示がない限り、お客様のコンテンツを、司法当局を含めた他者と共有することはありません。当社がお客様の情報を全般的にどのように収集および使用しているかについては、当社のプライバシーポリシーにも記載されています。」
非常に良心的な規約と言えませんか?先の2社とは大違いです。
しかし、先の2社との大きな違いは「サービスを横断的に提供しているか否か」です。
Dropbox社はDropboxサービスしか提供していません。ですので、あのような規約を設ける必要が一切ないのです。
なので、本当に安心してファイル共有サービスを使いたいのであれば、Dropbox社のような「単独サービスしか提供してないもの」に絞り込むのがよさそうですね。

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