By: Sinchen.Lin

あまりレビューらしきものを見かけないAdobe Audition CS6(以下、Audition)ですが、個人的にはかなり欲しかったソフトの一つです。

Creative Cloudを契約したことでAuditionが使えるようになりました。
確かに特殊なソフトなのでなかなか使う機会が少ないのですが、それでもだいぶ使いましたので簡単にレビューでもやってみたいと思います。

前身となるソフトの存在

Auditionには前身となるソフトがあります。Cool Editというソフトです。
これはSyntrillium Software(多分この名前・・・)という会社が販売していたソフトで、Windows95の頃にはCool Edit 96、その後、マルチトラック対応のCool Edit Proが発売されました。
私は両方とも購入、使用していました。特にCool Edit Proの方は音楽を繋いでダンス用の音楽を作る用途には当時はベストなソフトでした。

その後、Syntrillium SoftwareはAdobeに買収され、その結果、Cool EditシリーズはAuditionと名前を変え、Adobeよりリリースされました。
実はAuditionも1.5を持っています。

Auditionの「音楽ソフト」としての位置付け

AuditionをDAW的に捉える方もいらっしゃるようですが、その経緯から見ると「波形編集に特化したソフト」と捉えるべきでしょう。
DAWと思って使うと本当にこのソフトは「使えません」。
が、視点を変えて「波形編集」と考えるとものすごく使えるソフトです。

「Sound Track Pro」との比較

私の場合、現在Podcastの編集と配信をやっているのですが、その時にAuditionを使ってます。
これまではLogicについている「Sound Track Pro」を主に使っていました。
ですので、これから書くことは「Podcast」を編集した場合の「Sound Track Pro」との比較になるとお考え下さい。

「Sound Track Pro」で編集している時はとにかく好みの音になるのにものすごく時間をかけていました。
が、後半は少しあきらめて、いくつか自分でプリセットデータを準備し、そのどれかを充てた後に少し調整を入れる、という方法に切り替えていました。
もちろん音はそれほどよくありません。しかし、時間をかけてもそれほど改善されることがなく、それなら・・・という苦渋の決断でした。

「Audition」を使い始めて、まず気に入ったのがノイズリダクション機能のレベルの高さです。
とにかくノイズが落ちる落ちる!今までのも全部これでノイズ落としてアップし直したい気分です(あくまで気分だけですが)。
ノイズと判断した音を一度マッピングする機能もあるので、それを見ながら更にゴチャゴチャ出来るのも嬉しいです。
そうやって配信用のデータに仕上げたものを聞いてみると、今まで配信したものとは比べものにならないくらいクリアで聞きやすい、いわゆる「いい音」のデータが出来ているのです。

恐らく行っている作業は「Sound Track Pro」の頃と変わりません。
使っているソフトが「Audition」に代わり、その中のエフェクトや機能を使っている、ということで音質が随分と改善されています。

「Audition」はこう使うとよい?!

波形編集などを集中して行ったり、マスタリングを行う人にとってはとてもいいソフトじゃないかと思っています。
私も一度、古いCDを「Audition」でマスタリングして聴いてみようと思っています(昔は結構やっていたのですが、最近はなかなか・・・)。

他にも映像との同期機能や、映像の声と画面を同期させる機能などもありますので、気になる方はCreative Cloudでお試し頂ければなかなか面白いのではないかと思います。

Adobeストアから直接購入する場合はこちらより。

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