今年の初め辺りから話題になっていたレーザーカッター「FABOOL Laser mini」。
クラウドファウンディングでかなりの額を調達したことでも話題になりました。
実は私も申し込みをしていて、8月頭に到着。お盆休みに組み立ててテストしました。
ちなみに今でも普通に購入できます。税込み 64,584円。これでも充分過ぎるくらい安いです。
新しいモノづくりの世界へ。5万円台のレーザー加工機(カッター) FABOOL Laser Mini
私が購入したのは 1.6W の方。
最初から本気で・・・・という方には 3.5W や CO2のものもあります。
サイズは540×485×140mm。結構大きいです。
足が付いているので、使わない時は立てて置けます。
組み立てている時に写真を全然撮ってなかったので・・・・最後の完成形?だけ。
実際の出力はWebアプリケーションから行います。
といっても、USBでPCなりMacなりに接続し、接続した端末にはドライバソフトのインストールが必要です。
出力したい図面はWebアプリケーション上で描くわけではなく、別のソフト・・・IllustratorやInkscapeで描いて、SVGなどでデータ出力し、それをWebアプリから読み込んで出力します。
ちなみに、2016年8月16日の時点でdxfの読み込み対応は行われていません。
いろいろテストした中でいちばん分かりやすいのがこれ。
フチを楕円で切って、文字は焦がしています。
「切る」と「切らない」の調整はレーザーの出力の強さと移動速度で調整します。
ゆっくり移動すると深くまで焼けます。早く移動すると焼けが薄いです。
出力はもちろん強いと深いですし、弱いと浅いです。
ちなみに上記は
楕円部分:速度 1000mm/min 強さ 100% を2回
文字部分:速度 2000mm/min 強さ 100%
です。
木の板の下にはステンレス板を置いています。
うちの場合、厚さ1mm サイズ 200mm x 300mm です。
が、2mmくらい合ってもいいかもしれません。
[rakuten]kurashi-h:11076958[/rakuten]
ステンレスはフチで手を切るかも知れませんので、出来れば何かテープを貼った方がいいでしょう。
実験で使ったのは「FABOOL Laser mini」にクラウドファウンディング特典で付いてきた薄いバルサ材です。
その後、2.3mm程度のシナベニアなどを買ってきたので、またこれで実験してみます。
その他の実験結果はこんな感じ。
正直、思ったよりもかなりいい感じです。
後は実際に何を作るのか・・・ということになりますね。
革も切ろうとしたのですが、厚すぎたのか残念ながら切れませんでした。
革はもう少し試してみます。
調べていると臭いのことを書いてる人が多いようですが、臭いはしますよ、もちろん。
素材を「焼く」ので、どうしても臭いはします。特に革に対して加工を行おうとすると、結局は「獣の皮」を焼くわけですから、それなりにきつめの臭いがします。
なので換気必須ですね。
もう少しいろいろとやってみて、1.6W が厳しそうなら3.5W のユニットだけ購入しようかと思っています。
実践Fabプロジェクトノート 3Dプリンターやレーザー加工機を使ったデジタルファブリケーションのアイデア40
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