先日から「OSAKAアート&てづくりバザール」ネタが多くてごめんなさい。
これが恐らく最後になると思います。
終了して2日が経ち、いろいろと落ち着いて考えられるようになってきました。
「OSAKAアート&てづくりバザール」とは
OSAKAアート&てづくりバザール vol.14 | TVO テレビ大阪
具体的にはオフィシャルサイトを見て頂くとして・・・
イベントが始まったのが2009年3月ですので、歴史はそれほど古くはないイベントです。来年の3月で丸5年です。
しかし、出店数が900を越える一大イベントになっています。900と数字で書くと実感がありませんが、会場に行くと本当にすごいです。
入場は有料、出店も有料です。
お客様は500円入場料を払って何か買いに来る、なかなか珍しいイベントかと思います。
てづくりが熱い!
今回の来場者が二日間で17.396名。過去最高だそうです。会場内はかなりごった返していました。
出店側もアクセサリー・レザークラフト・小物・雑貨・イラスト・水彩画・似顔絵・書・木工・金属加工などなど、様々なものがありました。
出店者も既にどこかにお店を構えている人、工房を持っている人、自宅で作ってネット販売している人、これから何かしようと考えている人、ただ面白そうだから出品した人・・・など、いろいろな形態の方がいらっしゃいました。
行くまではどんなものか全く分からなかったのですが、参加してみて「これは熱い!」と思いました。
どこも趣向を凝らした展示と商品で人目を惹く努力をしていました。
ただ商品を並べるだけのところももちろんありましたが、什器類も非常に凝っていて、並べ方もいろいろと工夫されていました。
すごく勉強させて頂きました。
商品もとても丁寧に愛情込めて作られているものが多く、ハンドメイドならではな雰囲気がありました。
出店者、意外と男性が多かったのも驚きでした。もっと女性ばかりかと思っていました。
それに綺麗な人、ハンサムな人が多い!年配の方でも独特の風格というか、オシャレでかっこいい人がとても多かった印象です。
クオリティが少し・・・
とは言いつつ、やはりクオリティについてはちょっと???な印象です。
素晴らしいクオリティのものも、もちろん多かったのですが、何というか・・・・う〜ん、というものもチラホラ。
実際に買ってみてガッカリしたものもありました。
人の波や流れ、実際に買っている状況を見ても全体的にもう少しクオリティの高いものが求められ始めた時期かも知れません。
意外と買ってる人が少ない
これももう一つ、少し???な印象なのですが、購入している人が意外と少ないです。
場所が少し難あり(大阪南港という少し不便なところ。WTCの近く)なのも一つの原因かとは思いますが、購入した紙袋を提げている人が非常に少なく感じました。
来場者の目が肥えてきたのもあるかもしれませんが、少しマンネリ化してきた、という印象も拭えません。
それに正直、出店されているものの多くは「ある程度のレベルまでは意外と自分で作ることが出来ます」。
なので、参考にしたくて見に来る人も多い、というのもあるかもしれません。
この世界、アイデア勝負なところはありますし、ハンドメイドということで参入障壁も非常に低いと思います。
しかし、それだけではちょっと厳しくなってきたのかな、と思いました。そういう意味では「今までの形態は終わりに近付いてきた」とも言えます。
これからもっとクオリティも上がり、出店希望者も増えそう
とは言いつつ、手作りに興味を持って、500円払ってでも買いに来る人が2日間で17,000人もいるわけですから、これはとても熱いイベントだと思います。
出店者同士の繋がりも生まれてきているようで、設営の時間・撤去の時間にはあちこちで情報交換がされていました。
また、そういう中でレベルがどんどん上がってきているのも事実です。
ネット販売なども「BASE」や「STORES.jp」といった無料でショップが作れるサービスが始まり、更に「Yahoo!ショッピングの無料化」などが始まるので、これからもっともっと面白くなってくると思います。
逆に言えば、それだけクオリティを求められる状況になると思います。
そういう意味では「これから」広がりが見えてくる分野でもあるでしょう。
もっともっとこういうイベントが増えて、ハンドクラフトな人たちの活動の場が広がるといいなあ、と感じています。
もう一回勉強しようかな・・・
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