今まではあまり初心者向けの本ではありませんでしたが、今回はガッツリ初心者向けの本です。
「NOMOKEN 1 模型作りのためのテクニックガイド」
私が買ったのもこの「増補改訂版」です。
この本のいいところは、工具や材料がかなりたくさん紹介されている点です。
特に工具はメーカーなどが偏りがちですが、この本では「模型で使える工具は出来るだけ」紹介してくれています。
ナイフは医療用メスを転用したものやエグザクト製のナイフなども紹介されています。
また、工具のちょっとした便利な使い方なども一緒に紹介されていて、工具好きにもお勧め出来ます。
工作テクニックは「組み立て編」「改造編」に分けて掲載されており、部品の切り出し方からポリキャップを使った可動部分の組み方まで、使えるテクニックが多数紹介されています。
塗装はエアブラシが厚めに紹介されています。それでも少ないと思いますが・・・
筆塗りは更に少なめです。
塗装は確かにこれだけで本が数冊出来るくらい、ノウハウがありますので、別の本で補完した方がいいでしょう(後日紹介します)。
更に、普通はあまり使わないと思いますが、シリコーンによる型取りから型抜きなども紹介されています。
個人的には一度やってみたい工程ではありますが・・・
このシリーズは写真も多く、紹介されている商品も多いので、いろいろと勉強になります。
これから始めようと思っている人も、しばらく作ってなくて久しぶりに作ってみようと思っている人も、一度手に取ってみて下さい。
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