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空母や艦載機の詳細が分かる「帝国海軍 航空母艦 総ざらい」

艦船模型の本がいろいろと発刊されてきました。「艦これ」の影響、すごいですね。
「帝国海軍 航空母艦 総ざらい」、購入しました。「帝国海軍 駆逐艦 総ざらい」の続編?です。
模型本というよりは歴史資料、と言った方がいいかもしれません。

「帝国海軍 駆逐艦 総ざらい」については下記に書いています。
艦船模型製作のレベルを上げたい方やこれから作る方へ「帝国海軍 駆逐艦 総ざらい」

目次

空母の改修の歴史が分かる「航空母艦の艦型別解説」

第二次世界大戦に限らず、艦船は時代や戦況に合わせて改修されていきます。この時代の船も同様、年代で大小あれど改修されています。
その改修の歴史が図と共に紹介されています。
装備品についても比較的細かく書かれているので、制作時の資料として使えそうです。

1/700 赤城、蒼龍、隼鷹の制作事例を掲載

駆逐艦の時と違い、今回はいずれもかなりガッツリとした作例になっています。
空母を空母らしく魅せるための様々な手法や使った方がいいディテールアップパーツなどの紹介も豊富です。
汎用的に使えるものが比較的多い印象です。
私はこの本で三角桁の使い方を理解しました・・・
解説中に艦船ならではの部位名などが使われています。
ですので、読むことで今まで分からなかった言葉や名称を理解することも可能です。
私もいくつかこの本で憶えました・・・
マスキングテープを使った甲板の塗装テクニックも掲載されていますが、これはあちこちで紹介されている方法ですね。非常に大変です・・・
個人的には長徳さんがやってらっしゃる色鉛筆を使った甲板塗装テクニックがお勧めです。

制作例以外の工作テクニックも必見。ちょっとお金かかるのもあり・・

プラ甲板のつなぎ目を補修する方法などは非常に勉強になります。正直困ってますので・・・
金属甲板は高いので私は当面使うつもりがないのでアレですが、スケールに合わせた甲板にしたいのであればエッチングパーツの甲板にするのが良さそうです。
重厚感も出ますのでお勧めです。
甲板裏の格子についてはプラの甲板を使った場合でも出来そうです。ディテール上げる手法としてはものすごく有効ですね。

艦載機の紹介が非常に充実!塗装の参考にもなります

この本でいちばん「おおっ!」と思ったのは実は艦載機のページです。
写真を掲載しつつ、各艦載機を説明したページには、該当機の1/700スケールモデルはどのキット/別売りモデルに入っているのかまで掲載されていて、サイト検索して探す必要がなくなっています。
また、各空母に搭載された時の塗装の変遷なども掲載されていますので、塗装する際の参考にもなります。

レベルアップを目指す人にも、これから作ろうと思っている人にもお勧め

この手のテクニック本と言えば「TAKUMI明春」氏の本がほぼスタンダートになってきましたが、その手前で読むといい本だと思います。
初心者には少々レベルが高い印象もありますが、用語などを効率よく覚えるには図や作例を見ながら覚えられますのでよいでしょう。
次は戦艦バージョンを希望です、ね。


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