さて、随分前より作り始めているドラゴンモデルズの「IV号戦車B型」ですが、ようやく初期塗装が終わりました。
ここまでで感じたことや気付いたことを書いてみたいと思います。
ドラゴンモデルズのAFVはとにかく細かい
部品がとにかく細かいです。他社のモデルであれば1個の部品で再現されているような部分でもいくつかのパーツに分かれています。
どうやら、戦車の構造そのものを理解しやすいように、非常に細かく、見えない部分でもしっかりと再現されているとのこと。
確かにこれであれば、いろいろと見えない部分が分かって、戦車の細かい構造が理解できるかも知れません。
また、エッチングパーツも付属していて、こちらもかなり細かいので本当に大変です。1/700の艦船模型並に大変かもしれません。
マニュアルが分かりにくい
マニュアルが分かりにくいです。といっても、ほとんどのプラモデルのマニュアルは分かりにくいのですが。
なので、ネットで実車の写真や、他の方が制作した完成写真を探して、それと見比べながら作ってました。
制作前にネットで実車の写真や完成画像などを集めておく方がいいかもしれません。
もしくは仮組必須です。
見えない部分は作らなくてもOK
マニュアルの通りにそのまま作ると、完成後は一切見えないところもたくさんあります。
そういうところは割り切って「作らない」のも選択肢の一つです。
私も途中でそういうところは省いていきました。最初はそういう感じで作ってもいいかもしれません。
塗装は最後にまとめてでOK
途中までは塗装しながら作ってました。
雑誌などを見ると「最後にまとめて塗装」と書いてあったので、途中で方針転換し、最後にまとめて塗装するようにしました。
とりあえずキャタピラと車体をエアブラシで塗装しましたが、意外とごまかされてしまうので、確かに最後でいいかもしれません。
内装などをきっちり作りたい場合はもちろん塗装しながら作ることになりますが。。。
とにかく工程をしっかりと理解すること
最近のプラモデル全般に言えることかも知れませんが、制作の工程をしっかりと理解することが大切です。
今、自分が作っている部分はどこになるのか、見えるのか見えないのか、どのパーツに接着するのか、そういう部分を理解しておくと少しだけ作り方が変わります。
まずは仕上げること
例のアニメの影響でこれからAFVにチャレンジする人も多いでしょう。
特にあのアニメのオフィシャルモデルはドラゴンモデルズを「簡単にしたもの」ということですが、それでも初心者にはかなりハードルが高いモデルになっています。
なので、ひとまず、最初はとにかく仕上げることを目標にするといいでしょう。
上手く作りたい、かっこよく作りたい、というのは分かりますが、まずは仕上げてみましょう。
もし、本命のプラモは失敗したくないのであれば、同型の例えばタミヤのプラモデルなどを「試しに」作ってみましょう。
とにかく一つか二つ仕上げてみると、何となく構造や仕組みが分かるので作りやすくなります。
せっかく、戦車プラモデルブームが来ているようですので、今まで戦車には手を出したことがない人も、久しぶりにプラモを作る人も、楽しんで作りましょう。
昔と比べると随分と便利に作れるようになりました。
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