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【ご提供】ターナー色彩の「アイアンペイント」「ミルクペイント」はどの下地がいいのか?


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先日ご紹介したターナー色彩(株)さんの塗料、やっと試し始めています。
ちょっと仕事がバタバタで・・・すみません。
今回は下地の検査です。プラにするにはどの下地がいいのでしょうか?プラ用の下地剤をいくつか使ってみました。

使った下地は記事中でご紹介していきます。ので、少し長めの記事になります。ご容赦下さい。

まずは2枚の写真を。

全部で8種類の下地剤を使ってみました。

塗装は筆塗りで1回です。
全ての下地剤に言えることですが、乾いたらアイアンペイントもミルクペイントも剥がれにくいです。
その点では使える印象です。

目次

サンデーペイント プライマースプレー

まずはこちら、サンデーペイントのプライマースプレーです。

サンデーペイント プライマースプレー 400mL

サンデーペイント プライマースプレー 400mL

1,155円(11/21 16:23時点)
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これはホームセンターにも売っています。

ミルクペイントは結構キレイに乗りました。アイアンペイントは乗りが悪いです。

シタデルカラー ケイオスブラック

次はシタデルのケイオスブラックです。
模型用のサーフェイサーとして最近よく使われます(うちでもサーフェイサー代わりに使ってます)ので今回使ってみました。


これはミルクペイント、アイアンペイント、どちらもあまり乗りがよくないです。
実際に塗装していても「ん?」という印象ですね。
シタデルカラーを塗るときはそんな感じではなく「キレイに塗料が乗る」という印象だったので、結構ビックリしました。

ガイアノーツ サーフェイサーエヴォ ピンク (スプレー)

ガイアノーツのサーフェイサーエヴォ ピンクです。

とにかく隠蔽力の高さが売りですね、これは。

これもミルクペイント、アイアンペイントいずれも乗りがあまりよくありません。
アイアンペイントは塗っていてもなかなか塗料が乗らずにこんな感じの出来です。

染めQ ミッチャクロン

こちらもホームセンターで買えます。染めQの「ミッチャクロン」。

染めQ プライマー スプレー ミッチャクロン マルチ 420ml

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模型用で使えるかどうか試しに買ってみたのですが、乾いてもベタつくのでなかなか厳しいプライマーです。
金属にも使えるのでエッチングパーツに使ってみて、パーツ同士がくっ付いてどうにもならなくなったこともあります。
とても注意の必要なプライマーですので無理して使うことはないです。

こちら、アイアンペイントでは全然塗料が乗りませんでした。
ミルクペイントは非常にキレイに乗ります。仕上がりもキレイです。

クレオス Mr.メタルプライマー改

次はMr.メタルプライマー改です。その名の通り、エッチングパーツなどの金属パーツ用の下地です。

今回使ってみたのは「改」の方です。「改」なしとは結構違うと思います。
今回は試し、ということで使ってみました。

アイアンペイントはそこまで乗りがよくありません。
ミルクペイントはトップクラスにキレイに乗りました。サンデーペイントのプライマースプレーと互角です。

タミヤ サーフェイスプライマー

色も含め、最もオーソドックスなサーフェイサーでしょうか。

商品名とパッケージの名称が微妙に異なりますのでご注意ください。検索は「ファインサーフェイサー」でお願いします。

写真で見るより実物の方がキレイに乗ってる感じです。
特にアイアンペイントはキレイです。

クレオス Mr.フィニッシャーサーフェイサー 1500 ホワイト

再度、クレオスの商品です。「Mr.フィニッシャーサーフェイサー 1500 ホワイト」・・・長い!

仕上げ用のサーフェイサーですね。

アイアンペイント、乗りが悪いです。
ミルクペイントはキレイに乗ります。ミルクペイントはこれがいちばんキレイですね。

クレオス Mr.オキサイドレッド サーフェイスプライマー

またクレオスです。「Mr.オキサイドレッド サーフェイスプライマー」。

オキサイドレッドのサーフェイサーは他社からもリリースされています。

元の色がオキサイドレッドなので、アイアンペイントはキレイに乗ってるように見えますが、そうでもないです。
ミルクペイントもそれほどキレイには乗っていません。

総括

全体的にアイアンペイントはプラ系素材だと乗りが悪く、隠蔽力が低いですね。
ただ、2度塗りするとまた変わるかとは思いますし、下地の色をきちんと選ぶと活きてくると思います。
それに、アイアンペイントは専用のプライマーがあるので、それを使ってみてどうかはまた改めて試してみます。
あとはエアブラシで使えると面白いんですけどね・・・・どうなんだろう・・・

ミルクペイントは全体的に塗装の乗りは悪くない印象ですので、プラモデルでも何かしら使い勝手はあるかと思います。
特にジオラマ系やフィギュアなどでは色を考えても使いやすいかもしれませんね。

下地材としてはタミヤ ファインサーフェイサー Lがとても安定している印象です。
色を乗せた最初が他の下地材とは違いましたし、筆の運びもとてもスムーズです。

ちょっと難しいと思ったのはシタデルカラーのケイオスブラックでしょうか。
乗りが悪く、乾いた後も少し剥がれやすくもあります。
実はいちばん期待していたので、非常にガッカリですねえ。

ミッチャクロンについては「ベタつく」という問題もありますが、上に塗料を重ねるとべた付かなくなるし、剥がれにくくなりますね。
これはこれで使い方次第なところがあります。

と、最初の実験でした。
次は何をやりましょうか?

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