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MODEL ART 6月号 / IV号戦車リアルモデリング

「IV号戦車」と聞くと「ガールズ&パンツァー?」と思ってしまう、そんな今日この頃です。
しかし、「MODEL ART」の特集はあくまで「リアルモデリング」。
どうやれば「リアルな戦車になるか」を追求した特集です。

まずはタミヤのIV号戦車D型で小手調べ。
でもこの記事だけでも基本的な戦車制作のノウハウが充分掲載されています。
特に「履帯の焼き止め」は「なるほど」と感じましたし、塗装についても手順を追って使う塗料や注意点が書かれていて、どちらも「やってみよう」と思えるレベルの内容です。
これだけでも買った価値はあります。
次はドラゴンのIV号戦車G型。こちらは「スマートキット」を紹介していますが、まあ・・・充分にドラゴンらしいキットでしょう。
こちらは特にウェザリングに重点を置いています。
どうやればリアルなウェザリングが出来るのか、細かく手順を追っています。
また、最終的にはジオラマになっているため、その辺りの注意点もしっかりと書いてあり、なかなか面白い記事です。
更に踏み込んでいるのが次のタミヤ製IV号戦車H型とドラゴンのスマートキット、IV号戦車J型です。
H型は主にディテールアップについて細かく解説を、J型は特に最後期を再現するためのパーツ選びと迷彩塗装について書かれています。
特にH型のディテールアップテクニックは他のAFV制作時にも使えそうなテクニックが紹介されています。
特集以外でも、ドラゴンのオレンジボックス版でリリースされた「Tiger I」やズベズダの「Tiger I」、プラッツがリリースしている「ガールズ&パンツァー」の「ポルシェティガー」通称「レオポン」もしくは「P虎」など、どう考えても「ガールズ&パンツァー」狙いだろう!!という記事が続いています(苦笑)。
それだけAFV市場が活況で、これからどんどんいろいろなキットがリリースされるであろう、ということかもしれませんね。
個人的にはいいキットがどんどんリリースされ、それに伴ってプラモを趣味とする人が増えてくれれば、と思っています。

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