久しぶりにプラモデル関係の書籍を買った気がします。
モデルアートの別冊「スケールモデルの常識と非常識 1 ツール&工作編」を購入しました。
まさに工具本!です。かなりのヒットでした。
プラモデル用の工具が大量にリリースされてきている現実
私がプラモデル製作に復帰してから、すごくたくさんの新しい工具がリリースされています。
その前から少しずつ増えているとは思うのですが、かなり爆発的に増えてきた印象です。
実は先日、アルティメットニッパーの刃が欠けてしまいまして・・・ニッパーを買おうと思ったのですが、ニッパー一つにしてもたくさんの種類があり、どれを選んでいいのやら・・・
そういう時に選択の指標の一つとしてのこの本
「スケールモデルの常識と非常識 1 ツール&工作編」はそんな時に選択の指標の一つとしてとても有用ではないか?と思います。
目次としては
・第1章 切断作業の常識と非常識
・第2章 把持作業の常識と非常識
・第3章 彫刻作業の常識と非常識
・第4章 研削作業の常識と非常識
・第5章 支援ツールの常識と非常識
・巻末記事 まだまだある!局地的に便利な模型用ツール
という内容。
各種の工具について通り一遍の紹介ではなく、工具の特性などを踏まえた使用方法や、便利な使い方、ちょっとしたTipsなども鏤められていて、なかなか勉強になります。
知らないことも多く、買ってよかった、と思わせる本です。
第1章 切断作業の常識と非常識
最初に紹介されたのは「切断工具」です。
カッターやデザインナイフ、ニッパー、ハサミ、ノコギリ類に超音波カッターまで、たくさんの「切断工具」が紹介されています。
カッターナイフ系が8種。コンパスカッター2種。ハサミ13種。ニッパー24種。ノコギリ&エッチングソー11種。
第2章 把持作業の常識と非常識
把持作業とは掴む作業のこと、と思って頂ければ。
ピンセットやプライヤー、ペンチのことです。
ピンセット30種。プライヤー&ペンチ15種。
第3章 彫刻作業の常識と非常識
この章は「彫刻」ということでかなり幅広くなっています。
彫刻刀はもちろん、ニードルやスジボリなどに使うスケール、ポンチなどなど、たくさん紹介されてます。
彫刻刀21種に替え刃9種。スジ彫り用ツール17種。ニードル5種。
ガイドテープ3種。模型用定規5種。エッチングテンプレート11種。
ピンバイス16種。ヒートペン。ポンチ&リベット再現ツール10種
第4章 研削作業の常識と非常識
これはいわゆるヤスリ系です。
紙ヤスリ6種。当て木付き紙ヤスリ15種。金属ヤスリ28種。
カンナ&スクレイパー8種。電動リューター6種。研磨シート10種。
洗い落とし用4種。
第5章 支援ツールの常識と非常識
ここはまさにあると便利な支援ツールが紹介されています。
ルーペやカッティングマット、いろいろなシート、作業台やクリップなどなど、こちらもたくさん紹介されています
この章はマジでTipsの宝庫、とも言えます。
巻末記事 まだまだある!局地的に便利な模型用ツール
「局地的に」と書きながら、結構使えるツールが紹介されています。
例えばうちにもあります「キムワイプ」。結構高いけどこれ便利!
ティッシュだと粉が出ますが、これは出ません!実験室にはほぼ必ずあります!
模型制作している人は1冊持っておいて損はしない保存版
この本は久しぶりに大ヒットでした!
工具好きな人はもちろん、制作するのに便利なツールを探している人、これから模型を作り始めるけどどういう工具があればいいか分からない人などなど、かなりお勧めします。
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