しばらくレビュー記事を書いてませんでしたが、いろいろとネタは溜まってるのでそろそろ書いていきます。
といいつつ、今回は最近購入したイヤホンです。実はイヤホンは前に購入したものも書いてないのですが、まずはこれから。
最近、一部で話題になっています。finalがリリースした廉価版2機種のうちの一つ、E3000です。
finalというメーカーについて
finalは日本のオーディオメーカーです。
どちらかといえば、ハイエンドユーザー向けの製品をたくさん開発しているメーカーだと思います。
なのでヘッドフォンやイヤホンも「とても高い」という印象を持ってる人も多いかもしれません。
でも実際はもっと安い製品もリリースしていますし、今回購入した「E3000」もそういう製品の1つでしょう。
E3000とE2000をリリース。そしてかなり話題に!
今回、2017年5月にfinalは「E3000」と「E2000」という2つの機種をリリースしました。
価格はそれぞれ下記の通りです。
この2機種、リリースしてすぐに話題になり、オフィシャルサイトでは既に2機種とも売り切れ状態です。
で、E3000を聴いてみました
まだ在庫があったのでE3000を買ってみました。
(珍しく写真多めです)
ここに右か左か記載してあります。
センスよく書かれた「final」の文字。
メッシュになっているので音漏れはしやすいです。
ケーブルの調整はここで行います。
内容物はこんな感じ。イヤーパッドは最初から付けられているものも合わせて5種類のサイズが入っています。親切です。
珍しく細かく紹介してみました。ということは・・・・これ、かなりよかったんです。
肝心の試聴した感じは・・・・
試聴してみてビックリしたのは音の解像度の高さです。
実は昨年10月くらいから今年の初め・・・2月くらいまで、ものすごい数のヘッドフォンやイヤホンを試聴しました。
高いものは5万以上のものから、安いのは1,000円くらいのものまで・・・・かなりの数を試聴しました。
このE3000、その中でもトップクラスの解像度だと思います。今まで聞こえてなかった音が聴けます。
どちらかと言えば大人しめな音、高級オーディオの音、という表現が合っているでしょう。
ハイレゾ対応ということで、高音は正直期待してなかったのですが、他のハイレゾ対応イヤホンでよくあるブーストしたような高音ではなく、自然でクリアな高音で、かなり驚きました。
低音域はかなり柔らかく、それでいて解像度の高い、とても芳醇な低音です。出過ぎるわけでもなく、存在感はしっかりとある低音になっています。
そうなると中音域の存在がかなり危ういのですが、とても温かみのある存在感の高い音になります。恐らく高音域と低音域が影響しているのでしょう。
全体のバランスがしっかりとしています。
少し音が遠いのが好みの分かれるところでしょう、このあたりはE2000とどちらを選ぶのか、選択基準になりそうです。
(E2000も聴いているのですが、こちらは次のレビューで)
長い時間聴いても疲れない、そんな音です。
イヤーパッドも5種類入っていますので、自分の耳に合ったものを選びやすくなっています。
また、finalですので、別売りのイヤーパッドも使用できるかと思います。
そして、コンプライのイヤーパッドも使えます。こちらもまたレビューしましょう。
安価で性能高いイヤホンを探している方は是非
5,000円台でこの性能のイヤホンはなかなかないと思います。
ただ、これが起爆剤になってこれからもっといいイヤホンがリリースされることになるかもしれません。
しかしここまでの解像度と音質を他社がこの金額でリリースできるのかは疑問です。
あと、もう一つの問題は、この音からランクアップを考えた時に、恐らく30,000円オーバーのイヤホンしか難しいのではないかな?と。
それでもオススメしたい音質ではあります。
イヤホンで悩んでる方、そろそろスマホ標準のイヤホンよりよいものを・・・と考えている方、是非候補の一つに。
コメント