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2019年末、当サイトで少々興奮気味に(苦笑)ご紹介した、(株)関家具が満を持してリリースしたゲーミングギアブランド「Contieaks」のゲーミングチェア。その中で「Roussel」を今回レビュー用に提供いただきました。ありがとうございます。
約10日ほど試用したレビューとなります。
というわけで、興奮気味の記事はこちら。
製品が素晴らしくて、説明も素晴らしく、興奮のあまり写真をろくに撮ってないという、メディアにあるまじき行動を取ってしまった我ながら衝撃の記事です(苦笑)。
それからリリースを待ち、リリースされても私が忙しくてなかなか取りに行けず、ようやく。
結構大きな箱でした。2階まで引き上げるのは一苦労。レビューのために箱から出さずに引き上げましたが、一度開封して中だけ持っていく方が楽です(AKRacingで経験済み)。
開けるとこんな感じです。
梱包はもう少し工夫が欲しいかも。開けた時のワクワク感まで含めて商品だと思うのです。
マニュアルは日本製らしくしっかりと。
組み立てはそんなに大変ではないです。
写真撮ったりいろいろしながら1時間20分くらい。集中して作れば40~50分くらいかな。
マニュアルが親切なので、基本はマニュアルの通り組み立てれば出来上がります。女性でも大丈夫かと。
組み立てで気になったところをいくつか。
脚部のキャスター、奥までハマらないことがあります。
きちんとハマるケースだと、ここまで入ります。
もし入らない時はキャスターベースの別の場所に付けてみましょう。スムーズに入ることがあります。
シリンダーキャップ、こうなってしまうことがありますので注意です。
速やかに元に戻しましょう(笑)。
ネジ類、予備は入っていません。他社の家具だと予備のネジが付いているものが多いですが、そのつもりで組み立てると「えーー?!」ということになりかねません・・・。
もしネジが合わないと思ったときは、同じネジを使う別のネジ穴に使うと合うことが多いです(経験済み)。
ネジ頭が”+”のものに関しては別途プラスドライバーを用意しておいた方が締めやすいです。付属の六角レンチでも締められないことはないのですが、スムーズに締めたい時はプラスドライバーがあるといいかと思います。
こういうのを一つ用意しておくと何かと便利です。PCの自作でも重宝します(笑)。
座面にアームレストを付けるときは、最初はアームレストが動かせるくらい緩めにネジを締めておいた方がいいです。いわゆる「仮止め」状態ですね。
その後、シートプレートを取り付けてから、アームレストの位置を調整してしっかり締める、という流れにすると、よい位置で固定できます。
で、完成です。
AKRacing「NITRO」との比較です。
「ルセル」の方が少し小さいですね。
ただ、もう少し差が出るかと思ったのですが思ってたよりも差がないです。
座ってみての感想です。もちろん体格差、個人差がありますので程々に参考に(ちなみに私は167cm/60kgです)。
約10日ほど座っていますが、AKRacing「NITRO」よりもかなり快適です。腰痛が軽減されているのが実感できます。
「NITRO」だと座面が広くて、ひざ裏まで座面に乗ってしまうので少し浅めに座る必要があったのですが、「Roussel」だと深く座ることが出来ます。
座面高は低く設計されていますので、小柄な方はちょうどいいかもしれません。
私くらいの身長でももう少し座面高が欲しいところですが、そういう方は「アイガー」を選んでいただければ。
(座面が軽く前傾なのも座面高が欲しくなる理由かもしれません)
座面に寄りかかったときの「キッキッ」という音は全くしません。さすがです。
リクライニングもスムーズ、リクライニングから戻すときも「バンっ」という感じではなく、比較的ゆっくり。
そして「Eigar」ではなく「Roussel」を選んだいちばんの大きな理由、4Dアームレストです。
前後:問題なし
上下:もう少しスムーズだと嬉しい
左右:かなり引っかかる、というか動かしにくい
左右回転:カチッ、カチッ、としっかり動く
問題がある、という程ではないけど、全体的にスムーズさには欠けます。特に左右は全く動かないこともあります。
左右と左右回転は女性が動かすには厳しいかも知れません。
価格を考えるとある意味仕方がないところではありますが、せめて上下は「NITRO」くらいのスムーズさが欲しいところです。
ただ、そういう点を差し引いても「NITRO」より満足度が高いゲーミングチェア、というのが現時点での最終的な感想です。
第一弾としてはかなりクオリティの高いチェアですし、他社と比較しても充分闘えるどころか、価格考えるとまず候補の筆頭として考えることができる商品です。
特に小柄な方はこの「Roussel」に一度座ってみていただきたい。今までのゲーミングチェアが合わなかった、という方ほど一度試してみて下さい。
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