西日本最大規模、と言われるeスポーツ施設「REDEE」が今日、2020年3月1日にオープンしました。
その2日前、2月28日にメディア関係者を招待しての内覧会が行われ、我々も行ってきました。
従来のeスポーツ施設とはコンセプトが異なり、なおかつかなり大規模なこの施設、どんな感じなのでしょう。
というわけで、昨年末に突如発表されたeスポーツ施設「REDEE」。正式名称は「REDEE World」とのことですが、この後の写真などを見ていただければ分かるように店内のどこにも「World」が書かれていません(笑)。
なので、ここでも動画内でも「REDEE」と表記していきます。
「REDEE」は大阪府吹田市にあるエキスポシティにオープンしました。
場所はこちら。
REDEEの入場口に向かう階段にはデカデカと・・・
これ見た時は結構気持ちがあがりました。
動画を撮影してきましたので、まずは動画を。
階段を上がる前にはREDEEストア。
こちらはREDEEに入場しなくても入って買い物できます。
入場口からテンションがあがるアートワーク
入場口。メディア関係者がバラバラといらっしゃいましたので、正面からは撮影できませんでした。
入口天井にはjbstyle.氏のアートワーク。こちらはサイトのイメージでも使われています。
料金はこんな感じです。
当日に限り再入場Okですので1日楽しめます。
30台近くのPCが設置されているPC体験エリア
入場口を通って最初に目に入るのはこちら。ガレリアラウンジPC体験エリアです。
PCのスペックははっきり分かりませんでしたが、モニタは240HzですのでFPSにはもってこいです。
まさに映画館!!ゲーム動画視聴エリア
次に気になったのがこちら。
ゲーム動画視聴エリアです。70席の視聴ブース。
いやいや、まるで小規模映画館ですよ、ここ。
大会の中継やパブリックビューイング、かなり真剣に閲覧できそう。
ただ、長時間の視聴は考えてないのかなあ。どうせなら座席毎にカップフォルダ置いて、長時間視聴ができるようにすればもっと使い方が広がりますよね。
年齢、レベルに応じたプログラミング体験教室
そして次はこちら。プログラミング体験教室 by マウスコンピュータ。
教材は「micro:bit」を使用していました。
Micro:bit財団は、技術による発明を誰にとっても楽しいものにする、グローバルな非営利団体です。
確かにプログラミング教室では使われていますが、体験というレベルで「micro:bit」というのは少々チャレンジャーな気がしなくもないです。
PCは16台準備されていて、プロジェクターが3画面分用意されていました。
使うソフトは「Scratch」。
ここで「Adobe」など、他のセミナーを受けてみたい・・・
プログラミング体験はもう1ブースあります。
LEGOを使ったプログラミング教室です。
数種類の教材からどれか選んで、動画を見ながら組み立て、Scratchのようなソフトでプログラミングして動かします。
こちらが初級、micro:bitの方がもう少し上のレベルを想定している、とのこと。
ドローン体験エリア
ドローン体験ももちろんあります。
Telloが置いてありました。
あと、この日は動いていませんでしたが「ROBOMASTER」もあります。こちらもドローン体験の一環だそうです。
これ、将来的には「Tello」「ROBOMASTER」を使ってプログラミング教室も想定してるんじゃないかな。想定できますよね。是非やっていただきたいところ。
プロゲーマーチーム向けのルームも
そしてこういう部屋もありました。
プロチーム用の練習ルームだそうです。
ハイスペックの Alienware PC6台、ミーティング出来るように机やホワイトボードも配置されています。
今のところ、プロチームにのみ使っていただけるスペースですが、将来的には一般開放も検討したい、とのこと。
プロチームの練習を見学することはできる、とのこと。
ゲーマー体験だけではない!実況体験も
ゲーマー体験だけかと思ったら、こういう体験も出来るようです。
ゲーム実況体験ブースが3ブースありました。
ここではスタッフの方がプレイしている動画を見ながら実況の体験ができます。
実況の様子は録画されていて、その動画は持ち帰りが出来るとのこと。
ここは大人が座っても気持ちが昂ぶりますね。うちのスタッフが嬉しそうに座っていました(笑)。
YouTuber体験エリアでは撮影だけではなく編集も体験
同じ体験エリアとして、YouTuber体験エリアがありました。
ここはこういった撮影の場所がいくつか用意されています。
こちらで撮影して
こちらに移動して編集を行います。
YouTuber体験というと撮影だけなイメージが強いですが、こちらでは編集まで行うことでよりYouTuberの世界を深く体験できます。
こちらも編集したデータは持ち帰ることができるとのこと。
データを持ち帰ることが出来るのは子どもたちにとってはとても嬉しいことだと思います。
大人もアガる!プロゲーマー体験アリーナ
そして「プロゲーマー体験アリーナ」。
アリーナの入り口には選手のインタビューを行うためのブースが用意されていました。
もちろんこちらも座ってインタビューを体験できます。
アリーナ、入った途端に思わず「おー」と声を上げてしまいました。
270席だったかな、用意されている本格的なアリーナです。
これ、絶対に子どもの体験がメインじゃないでしょう、というレベルのアリーナ。
逆に言えば、それだけ本気のアリーナで子どもたちがeスポーツ選手としての体験ができることはきっと大きい。
ここから将来のeスポーツ選手が輩出されるであろうことは想像できますし、そうなって欲しいです。
また、様々な大会がこの場所で行われるであろうことも容易に想像出来ます。恐らく、こちらがメイン(笑)と思わざるを得ない。
それはそれで子どもたちが本気の大会を見られる環境がこうやって準備されたことは、少しでもeスポーツに関わっている者としては本当に嬉しいです。
そしてアリーナの実況が出来る部屋もありました。
「これ、何の部屋だろう?」とスタッフたちと覗いていたら「こちらはアリーナで行われている大会の実況をする部屋です」とご紹介いただきました。やっぱりあのアリーナは大会の開催がメインだな(笑)。
カフェ・休憩室・物販ブースもあります
長時間滞在できるようにカフェや休憩室も準備されています。
そして協賛・物販ブース、表からだと「REDEEストア」ですね。
その他と感想、雑感など
最後に個人的に気になったのがこれ。
フロアで何かやろうと思った時、これがあるとネットワークはとりあえず安心ですよね。
他にも写真は撮りませんでしたが、VR体験コーナーもあります。
いちばんここが盛り上がっていたような気がします。
プロデューサーの但木一真さんがTwitterで呟いてらっしゃった表現がまさにピッタリな施設。
eスポーツ・ゲーム専用施設「REDEE」をどのような考えでつくったかを書きました。
REDEEはアリーナではありません、PCバンでもありません。
REDEEはゲームのキッザニアなんです https://t.co/C0EETN8IdJ
— 但木 一真 Kazuma Tadaki (@k_tadaki) January 31, 2020
かなり本気の施設で子どもたちがeスポーツに関する様々なことが体験できる、というのはこの手の施設が生き残ることを考えた時には非常に腑に落ちるコンセプトだと思います。ある程度の規模の施設を準備出来るのであれば、という前提付きではありますが。
ただ、私が取材させてもらって、少々懸念していることもあります。
それが今回見えなかっただけならいいのですが・・・懸念で終わることを願っています。
eスポーツ業界、と言えるくらいのものはまだない状況にも関わらず、既に懸念事項ばかりになりつつあるのですが、そこに一石を投じてくれる施設になるのか、ここ1年が業界的にも勝負ですが、この施設がキーになるかどうかもこの1年にかかっていると思います。
個人的には一石を投じる成功事例になって欲しい、と心から願っていますし、そのためにはこれからいろんな企画がここで試され、継続されることを願っています。
大阪に行ったときには今度は客として遊びに行きます。
今回、iPad Proだけを持っていったけど、やはりノートPCの必要性を感じました。
この辺りがいいかなあ。
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