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【ご提供】「Seagate SSD もらエール・キャンペーン」 FireCuda 510を使ってみた!


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というわけで、この記事は「Seagate SSD もらエール・キャンペーン」 M.2 SSD 体験モニター募集企画となります。
提供頂いたM.2 SSDは「Seagate FireCuda 510」です。
当方、ほぼM.2 SSD化が終わっているのですが、その中でどう使っているのか、も含めて書いてみたいと思います。

まず、その前に「M.2 SSD」について、意外とご存じない方もいらっしゃるので。

目次

M.2 SSDって何?

PCの記憶装置は長い間「ハードディスク」でした。その前は「フロッピーディスク」。サイズはいろいろありますが、どちらも円盤を回転させて読み書きを行う、そんな記憶装置です。
そんな中で「SSD(ソリッドステートドライブ)」と呼ばれる記憶装置が誕生しました。いわゆる半導体メモリ(フラッシュメモリ)を使った記憶装置です。ハードディスクとの大きな違いは、記憶媒体を回転させて読み書きを行うわけではないので振動に強い、という点、そして読み書きの速度がズバ抜けて速いという点です。
(AppleのMacBookProが早々にSSDを搭載し、その速度を売りに市場を一気に拡大したのは記憶に新しいところ)

「M.2 SSD」はその流れで生まれました(M.2の細かいことなどは長くなるので割愛しますね)。
「M.2 SSD」には「SATA」「NVMe」の2種類の接続方式があります。
「SATA」はハードディスクなどでも使われてきた接続方式で、最大6Gb/sの転送速度
「NVMe」は比較的新しい規格で、PCIe 3×4であれば最大32Gb/sの転送速度、PCIe 4×4では最大64Gb/s

ちなみに2.5インチのSSDは「SATA」方式です。「SATA」のSSD(M.2/2.5’共に)については最大6Gb/sから速くなる可能性はかなり低いと予想されます。
ので、世の中の流れとしてはメインの記憶装置は「M.2 NVMe SSD」になっていくでしょう。

「Seagate FireCuda 510」のスペックとパッケージ

Seagateが日本で一般ユーザー向けにM.2 SSDを投入したのは2019年。
その際に投入されたゲーミング・ハイエンド・クリエイター向けのM.2 SSDがこの「FireCuda 510」です。
Amazon.co.jpの取扱開始日を見ると「2019/6/18」とありますので、この頃が日本での発売日になると思われます。
既に発売から2年が経過しているM.2 SSDが今でも現役で販売されています。確かにそんなに頻繁にモデルチェンジされている印象が薄いのがM.2 SSDという印象はありますが、2年経った今でも使えるレベルなのか、も含めてレビューできれば、と思います。

価格について、Amazon.co.jpは下記リンクで。

https://www.amazon.co.jp/stores/page/638FE241-1B6A-419C-8E30-7C07215FF4CE?channel=AMN_hobbyfields_2021

まずは今回提供頂いた「FireCuda 510 1TB」モデルのスペックを大まかに。

フォームファクタM.2 2280 片面実装
インターフェイスPCIe Gen3 ×4 / NVMe 1.3
シーケンシャルリード3,450MB/秒
シーケンシャルライト3,100MB/秒
MTBF(平均故障時間)180万時間
TBW(最大総書き込みバイト数)1,300TBW

2年前の商品なので「PCIe 3×4」なのは仕方ないですね。とはいえ、今でもまだ主流はPCIe3x4です。

シーケンシャルリードが3,450MB/秒、シーケンシャルライトが3,100MB/秒、とPCIe 3×4としてはだいたい平均的な数字かな。これくらい出れば全然問題ないと思います。
TBWの1,300TBWは高めですね。価格帯も性能も近い「Samsung 980」で600 TBですので、耐久性はかなり高く設定されているようです。

では商品のパッケージを見てみます。

ゲーミング・ハイエンド・クリエイター用とのこと、それっぽいパッケージです。
「SEAGATE GAMING」のロゴもあります。
商品名の下にスペックがしっかりと記載されているのは分かりやすくてポイント高いですね。

中身はとてもシンプルです。特に説明することはありませんね。

「FireCuda 510」のベンチマークを取ってみた

というわけで、ベンチマークを取ってみました。ベンチマークソフトは「CrystalDiskMark 8.0.2」です。
ベンチを取ったマシンのスペックは下記の通り。

CPUIntel Core i9 10900K
マザーボードASRock Z490 Steel Legend
メモリ48GB
GPUGeForce RTX 2070 Super
OSWindows 10 Pro (最新へアップデート済)

試しにこのマシンのCドライブとして使っているM.2 SSDのベンチを取ってみました。
Cドライブに使っているM.2 SSDは下記。

マザーボードのM.2スロットに直接挿しています。が、CPUが第10世代なのでPCIe 4×4ではなく3×4にて接続されています。
まあこんなもんでしょうね、という数字です。あくまで比較対象として。

なお、同じM.2 SSDをAMDのCPUで使っているマザーボードにて計測しました。こちらはPCIe 4×4にて接続されています。

おーっと、やっぱすごいですね。これは速い。ランダムアクセスも速いですね。

で、うちのPC環境がどちらもM.2スロットが全て埋まっていたため、今回はPCI Expressスロットに挿すタイプのアダプターで計測してみました。今回使用したアダプタがこちら。

PCI-Express x4スロットに接続するタイプのインターフェイスボードです。
これに「FireCuda 510」を挿して、PCに接続。最初に取ったベンチマークがこちら。

・・・うっそやん・・・なんでこんな低いの・・・??としばらく悩みました。
理由はとても簡単で、PCI Express x1のスロットにインターフェイスボードを挿していたからでした。
気を取り直して、x4のスロットに挿してベンチマークを取ってみました。

シーケンシャルリードが3360.14MB/秒、シーケンシャルライトが3011.39MB/秒。
公称でシーケンシャルリードが3,450MB/秒、シーケンシャルライトが3,100MB/秒なので、かなり近い数字が出てますね。
これくらい出ればかなり満足です。

ランダムアクセスもこれくらい出れば満足いくのではないでしょうか。個人的には全然問題ない数字です。

「FireCuda 510」の当方の使い道

非常にレベルの高いM.2 NVMe SSDということが分かった「FireCuda 510」ですが、既に当方の PCは全てM.2 NVMe化が終わっており、M.2スロットも全部埋まってる状況です。
しかもメインのCドライブは全て PCIe4x4 1TBになっています(仕事場はCPUが第10世代なのでPCIe 3×4の性能しか出てません)・・・いやこれ置き換えられない。

基本、仕事で使うファイルは外付けHDDに保存している私。
既に写真や動画のデータは2.5′ SSDに置き換えていますが、メインのデータはまだHDDなので、これを置き換えようかと思っています。
折角の1TBだし、持ち歩き用のメディアもSSD化を進めたい!

というわけで買ったのはこれ。

とりあえずデータのコピーを少しだけ行って稼働させていますが、今のところ非常に満足です、はい。

ちなみにこちらのベンチマークも取ってみました。USB-C(USB 3.2 Gen 2)接続での数値です。

なかなか良い数値です。内蔵のSATA接続HDDよりも随分と速いかな。
外付けでこれだけ快適なら本当に申し分ない。

2年経った今でもオススメできるPCIe 3×4のM.2 NVMe SSD「FireCuda 510」

既に後継である「FireCuda 520」がリリースされていますが、少々高めです。
まだしばらくは「FireCuda 510」でも戦える、そんな印象を持ちました。

また、「FireCuda 510/520」に限らず、シーゲイトの記憶媒体には「Rescue」というデータ復旧サービスが付いてきます。
これはシーゲイト社が提供するデータ復旧サービスで、3年間で1回、無償で提供してくださいます。
万が一のデータ損失があっても3年間は無償でデータ復旧サービスが受けられます。しかも 落下、水没、破損、うっかり消去、上書きなど、どんな状況でデータを失っても提供されるという神サービスです。
データが飛んだことがある身としては、これがあるだけでSeagateを選ぶ意味がある、と言っても過言ではないです。

価格もだいぶこなれてきたM.2 NVMe SSD、そろそろ本気で検討してもいいのではないでしょうか?
その場合はSeagateの「FireCuda」シリーズが選択肢の1つになるのではないかと思います。
私も今使ってるM.2に問題が出て来たらSeagate製品を検討したいと思います(実は我が家のHDDはほとんどSeagate製です)。

【Amazon.co.jp】
https://www.amazon.co.jp/stores/page/638FE241-1B6A-419C-8E30-7C07215FF4CE?channel=AMN_hobbyfields_2021

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