前の記事では「切る」「貼る」道具をご紹介しました。
今回は残りの3つのうち「塗る」ための道具をご紹介します。
極力絞りますが・・・・絞れるかな??
「その1」はこちら
プラモデル初心者や出戻りな人へ。プラモ始める時に買ってた方がいい道具・その1 | OpenMediaLabo Blog / Apple,カメラ,プラモデルの情報など
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「塗る」道具はまずは筆から
塗る道具、といえば私の中では「エアブラシ」なのですが、いきなりかなりハードルが上がりますので、ここでは「筆」塗装という前提でのご紹介です。
筆、たくさんの種類が発売されています。画材用の筆なども使えますので、そこまで入れると相当な数です。
そこで、最低限あった方がいい筆を3種類に分けてご紹介します。
たくさんの筆からまずは平筆
まずは「平筆」。
その名の通り、平たい筆です。
こちらもとりあえずタミヤから。
極小/小/中と3種類ありますが、まずは中で。
タミヤ以外であればこれかな。
あの有名な熊野筆製ですが、思ったよりも安価です。
次に「丸筆」ではなく「斜め平筆」
「斜め平筆」、最近お気に入りです。
こんな感じの筆先になります。
これがかなり使いやすい!
お勧めはこれでしょうか。
昔は上級者向けでしたが、今は違います「面相筆」
そして、意外と欠かせない「面相筆」。
こちらは最初からそこそこいいものを持っておいた方がいいですね。
価格帯としては600円以上のもの、でしょうか。
とにかく種類が多いのですが、個人的にはこれ。
あとはこちら。熊野筆の面相筆です。
最後にこれは水彩画用ですが、すごくいいです。
これらの中から選べばほぼ間違いないと思います。
塗料は環境で選びましょう
塗料も昔に比べると種類が増えました。
匂いを気にしなければいけなければ水性やアクリル
塗料でいちばん困るのは「匂い」です。
お子さんがいらっしゃるなど、匂いを気にする環境であれば、水性系塗料しかありません。
タミヤのアクリル塗料やクレオスの水性ホビーカラーなどを選択するようにしましょう。
水性系の塗料の特徴としては下記でしょうか。
・匂いがしない、または薄い
・筆などは水洗いができる
・ものによっては水で薄めることも可能
・乾燥が遅い
・塗膜がさほど強くない
・筆ムラが出やすい
水性塗料としては主に「タミヤ アクリル塗料」「クレオス 水性ホビーカラー」があります。
最近リリースされた、クレオスの「アクリジョン」シリーズもだいぶ色数が増えてきましたので選択肢に入るかと思います。
ただ、筆塗りの場合、どうしてもムラが出やすいのが水性系の塗料です。
その場合はリターダーなどを混ぜるといいです。
アクリルの場合はこちら。
水性ホビーカラーの場合はこちら。
水性ですので筆やパレットなどは水洗いができます。
塗料を薄める場合、タミヤのアクリル塗料とアクリジョンは専用の溶剤を必ず使ってください。
水性ホビーカラーは水で溶けたと思いますが、こちらもできるだけ溶剤を使うことをお勧めします。
できればラッカー系を使って欲しい
筆塗りの場合はラッカー系がお勧めです。
特徴としては下記の通りです。
・筆ムラが出にくい
・乾燥が速い
・発色がいい
・塗膜が強い
・匂いがきつい
・筆洗いなどで専用の溶剤が必要
ラッカー系塗料としては「Mr.カラー」「ガイアカラー」などがあります。
「塗る道具」だけで終わっちゃいましたね・・・残りはまた次回
意外と塗る道具のボリュームが多かったですね・・・すみません。
塗ることに関してはこの本がお勧めです。
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