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技術の進歩と道具の進歩・・・模型の世界を覗いてみて感じること

ここ数年は商品紹介とか、そういうのばっかりだったのだけど、ちょっとだけ、違うことも書いてみようと思って。
まずは私が模型の世界に戻ってきて感じていることを少しだけ。上手く綴れる自信は正直ないけど・・・

目次

モデラー歴とここまでの経緯

私が「プラモデル」に初めて夢中になったのは小学校5年〜中学1年の始め辺り。
世間はガンプラで沸いていた頃、ご多分に漏れず、私もガンプラを作っていた。
幸い、我が家は父が大工仕事や電気工作が好きだった・・・・というより、若い頃に大工をやっていたこともあり、ノコギリ・ノミ・カンナやハンダごてなど、様々な大工道具や電気工作の道具が転がっていた。
なので、ガンプラを「焼き切る」とか「燃やす」とか、そういうのは当たり前のようにやっていたと思う。
ハンダごてにカッターの刃を巻き付けて「ヒートナイフ」っぽいものを作ってガンダムの腕を切り落として、その中に配線で使うような線とかランナーを熱で炙って伸ばしたのを入れて破壊された腕を再現したり、何かそういうのをすごく好んでやっていた記憶がある。
ただ、しょせんは小中学生のやること。
お小遣いも大してもらってなかったのでそうそういろいろと買えるわけでもなく、気付いたら興味はパソコンの方へ。
その後もたまにバイクのプラモを作ったり、模型屋が安売りしてると何か買ってきて作ったり、ということは時々。
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そして約10年ちょっと前だったか・・・2005年頃、ふとしたことでプラモデル10数個とたくさんの塗料や工具をいただくことになった。
この時は「真剣に作ろう」と思って、エアブラシを買ったりしていた。ちょうどシルバーアクセサリー作ったり革細工始めたりしたタイミングだったと思う。
まあそんなに続かず、エアブラシは手放して、塗料なども全て押し入れの奥に。そして作らないプラモデルは棚の上へ。
それから5〜6年が経った頃・・・結婚した後のこと。
何となくもったいないなあ・・・・と思って、とりあえず手元にあるキットと塗料を引っ張り出してチョコチョコと作り始める。
なぜか雑誌を買ったり、新しいキットを買ったり、道具を増やしたり、ブログにその過程を掲載したりして、いつの間にか模型ブログみたいになったのがここ。

道具の進歩 / 今になってなぜここまでハマっているのか・・・

では、何故今になってここまでハマってしまっているのか・・・・
もちろん、前よりは比較的自由になるお金がある、ということは理由の一つかも。
それより大きいのはやはり道具の進歩。
前は「ヤスリ」と言っても、そんなに種類はなくて、紙ヤスリはタミヤの水研ぎできるオーソドックスなアレ。金やすりなんてホームセンターで買うか、5本いくらで売ってるようなのしかなく、だからこそ道具を工夫するという楽しみもあったのだけど・・・
それが今ではものすごい種類が発売されている状況。
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ランナーから切り離すための道具にしても、昔はもうハサミでパチンなんて当たり前にやってたわけで。
ちょっと賢くなるとカッターで切り離して、残ったバリをヤスリで削る・・・という具合。
それが今ではものすごい種類のニッパーが発売されている状況。

オプションパーツの多様化 / 今になってなぜここまでハマっているのか・・・

艦船模型などに関していえば、エッチングパーツの登場がとても大きいと思う。精密さを出すにはもってこいのパーツ。
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他の模型にしてもエッチングパーツを始めとしたオプションパーツの充実ぶりは目を見張るものがある。
ガンプラにしても、ザクの動力パイプに使う金属パーツやバーニヤ用の金属パーツなど、本当に様々なオプションパーツが存在する。
デカールにしても様々な色、形状、サイズのものが市販されている、オフィシャル以外にもたくさん。
これらを様々に工夫して、より自分らしい模型を製作する、それが楽しい。

考え方の変化と新しい概念 / 今になってなぜここまでハマっているのか・・・

また、模型を作る上での考え方にもいろいろと新しい概念が生まれてきた印象。
個人的に面白いと思った考え方が「情報量を増やす」という考え方。
特に艦船模型の場合、普通にキットを組むのも楽しいのだけど、そこにエッチングパーツを使って手すりを加えたり、艦橋を工夫したり、リノリウム甲板を延ばしランナーや真鍮線で再現したり・・・・ということでパーツの密度を増やして情報量を増やしていくのはとても大変だけど、出来た時の満足感はすごい。
ガンプラにしても、キットをそのまま組むのではなく、スジを追加したり、金属パーツでボルト的なものを増やしたり、デカールを追加したり、と、こちらも情報量を増やす作業がとても楽しい。

道具の進歩がもたらす技術の進歩

つまりは道具やオプションパーツが増えたことで、自分のオリジナリティが出しやすくなり、また、技術の弱さを道具でカバーできる部分もたくさん出てきたので、より短い時間でより精度の高い模型が作れるようになってきた。
もちろんそれだけ工具が進むと技術も進むわけで。
塗装一つにしても様々な方法がとられ、工具がよくなったことでより本質的なところに目が行くようになっている。
なのでもっと進歩するだろうし、もっとすごいものが出来てくるんじゃないか、と期待している。
まだまだ工具も使いこなせてないし、塗料もそれほど使いこなせてないけど、これからもっといろいろなことができるといいなあ、と思いつつ。

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