私にしてはこの手のものを初めて発売日に手に入れました。
コンパクトなDACが欲しくて探していたらちょうどリリースされるという情報を得て即予約しました。
FiiO KA3、コンパクトDACのファーストインプレッションです。
音質にはこだわりがありつつ、普段聴きは何でもいいかな、と、こだわってるんだかなんだか分からないのですが・・・
以前、FiiOのQ3を買ってみて「いやー、DACってこだわった方がいいなー」というのを実感しまして、それからイヤホン買い足したりケーブル買い足したりしてるわけです。
ただ、Q3はコンパクトとはいえ、普段から少々荷物多めな私。いつもいつも Q3 を持ち歩くのはちょっとしんどいので、もっとコンパクトなDAC、というものをいくつか買っているわけです。
しかしどれも2,000~3,000円と比較的安いもので、音質は満足できるものでもなく、というよりは不満しか起きないようなレベル。
Anker USB-C & 3.5 mm オーディオアダプタ ハイレゾ対応 高耐久 MacBook Air / Pro / iPad Pro / Android …
オウルテック ハイレゾ対応 USB Type-C to 3.5mmミニジャック デジタル出力専用 給電ポート付 変換ケーブル…
こういったものも買ってみたのですが、音質はまあ・・・まあ・・・という感じでした。
色々悩んでいたところに、今回の FiiO KA3のリリースを見付け、珍しく予約までして購入しました。
というわけで、商品はこちら。
だいたいスティック型のDACとしては平均的な価格帯かな。
早速ですが、写真を。


外箱、思ったより高級感ありますね。
これだけで価格以上の感じが出てます。

箱を開けるとこんな感じです。
本体はこちら。

サイズ感分かりにくいので、目薬と並べてみました。

思ったよりも小さいです。かなりコンパクト。
ボディはオールメタル、かなり高級感があるのに驚きました。
重さも程々あります。いやいや、ちょっとビックリです。

ヘッドフォン端子は通常の3.5mmにプラスして4.4mmバランス接続の2つ。
このサイズで4.4mmが付いていることが実は購入の決め手になりました。
付属品は下の写真の通り。

実際に聞いた印象です。
当たり前ですが、今まで使っていた安いDACに比べると雲泥の差です。
FiiO Q3と比較すると、もちろんですがトータルでは Q3 の方がいいです(笑)。
が、それでも充分驚く音質です。
ES9038Q2Mというチップの性質なのか、ウォーム感のある音。
それでいて解像度が非常に高く、全体的に聴きやすい印象です。
元の出音からあまり変化のない、とても素直な音。
接続するイヤホンの特性がそのまま出ますので、モニタ用にとてもいいかな、と。お店でイヤホンの試聴をしたい時に持って行くといいかもしれませんね。
特に低音を効かせたりしているわけではないので、好きな音楽のジャンルによっては物足りないかも知れませんが、そこは接続するイヤホン側でカバーできるのではないでしょうか。
どうやら付属のUSB-Cケーブルだと出音が悪い、という書き込みも見ましたので、ケーブルを変えてみて試してみたいところ。
価格などを考えるとかなりオススメできるポータブルDAC、いや、ポケッタブルDACです。
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