気にしていなかったわけではないのですが、しばらく情報を集める時間がなく、なんとなくゲームしてたのですが。
久しぶりにいろいろと見てみると、ちょっととんでもない勢いになっている感じがしたので、自分なりの復習や整理をしていきたいと思います。
その第一弾がこの記事、芸能事務所ってどれくらいeスポーツに参画してるの?
コンテンツビジネスが盛り上がるには芸能事務所の存在はとても重要です。
特にeスポーツのような「これから売り出すコンテンツ」であれば、売り込むノウハウを持っている芸能事務所が参画するとテレビや雑誌への露出も増えます。
吉本興業「よしもとゲーミング」
言わずと知れた「吉本興業」のeスポーツ部門が「よしもとゲーミング」です。
参入は2018年3月と芸能事務所としては最速。
立ち上げ時に発表された事業概要を見るとなかなか本気。
「『Dota2』部門で世界一を目指します」なんて、しっかりリサーチして立ち上げたのだろう、ということがハッキリと分かります。
「EVO Japan 2019」では所属のジョビン選手が「ストリートファイターV」部門で5位タイ、まちゃぼー選手が 「GUILTY GEAR Xrd REV 2」で4位、「ストリートファイターV」で9位タイという好成績を収めています。
Twitterはこちら。
https://twitter.com/gamingyoshimoto?lang=jaアミューズ
アミューズと言えば福山雅治さんやサザンオールスターズを抱えるまさに業界大手の1つ。
そのアミューズの名前を最近eスポーツ界隈でよく見るようになりました。
恐らく最初の一手はこれ。
「Team Liquid」といえばeスポーツチームの超名門といっても過言ではありません。
オランダと北米を拠点としていて、60名以上の選手を抱え、14のゲームタイトルに参加し、全てにおいて世界最高レベルのプレイヤーを有しているチームです。
その「Tema Liquid」と戦略的パートナーシップ契約を締結し、所属している2名の日本人プレイヤーのマネージメント業務を請け負ったのが「アミューズ」です。
そして立て続けに国内チーム「Green Leaves」とのマネジメント契約を結びます。
2019年4月には主催として「Fortnite」の大会を開催。
今後もeスポーツ事業に注力している芸能事務所の一つになると思われます。
ワタナベエンターテインメント「We-SPO」
「ナベプロ」ことワタナベエンターテインメントは「ウイニングイレブン」に特化したeスポーツチーム「We-SPO」で参入しています。
チームの名誉監督はあのサッカー元日本代表の「髙原直泰」氏。
2019年の茨城国体で行われる「都道府県対抗eスポーツ大会」への出場を目指しているそうです。
Twitterはこちら。
Tweets by spo_we
浅井企画「浅井企画ゲーム部」
名前はeスポーツチームっぽくないですが、れっきとしたeスポーツチームです。
設立は2018年8月とかなり早く、名誉会長は「関根勤」さん。
サイトはまだなく、Twitterが主な情報発信場所。
スポンサーはあの「サードウェーブ」です。
設立当初に発表された参加ゲームは「ぷよぷよ」、「ストリートファイターV」、「ウイニングイレブン2019」、「ロケットリーグ」、「鉄拳7」、「New みんなのGolf」。
スターダストプロモーション「STARGAMERS PROJECT「スタダGG」
たくさんのタレントが所属しているスターダストプロモーションは女性ゲーマーだけを集めて「スタダGG!」というeスポーツチーム?を作っています。
女性のeスポーツ選手を育成していく、ということみたいですが、ちょっと本気度が低いような・・・
何かしらの大会に出ているわけでもなさそうですし、これから、という感じでしょうか。
松竹芸能「e-shochiku」
松竹芸能も「松竹芸能ゲーム部」「e-shochiku」という形でeスポーツに参入しています。
こちらはプロプレイヤーとして「ゆわ」選手と「NOBUO」選手を抱え、「SHOCHIKU TEAM」としてタレント枠を設けています。
タレント枠に所属しているプレイヤーも結果を残しており、国定涼介(ジックと国定)選手はカプコン「ストリートファイターリーグ Powerd by RAGE」で第3位になっています。
事務所のレベルで参画しているのは以上かな、と思います。
個々のタレントが参加しているケースは省きました。
ガッツリ本気でやっているところ、何となく人気が出そうだから始めたところ、色々見えますが、まずは知ってもらうところが大事です。
個人的にはちゃんと世界を見据えて活動して欲しいですね。
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