DAC周りは今のところFiiO一択な感じです。
個人的にツボな機器をリリースしてくれるので仕方ないですね・・・
さて、今回もFiiOです。リリース時にとにかく話題になっていた「FiiO BTR7」、在庫が復活していたので購入しました。
Q3やKA3との比較も合わせてやってみます。
FiiO Q3とKA3の記事はこちら。
どちらも結構満足しているのですが、普段どっちを使う?と考えると主にKA3になっています。
Q3の出番があまりなくなってきたんですよね・・・
ただ、KA3も毎回ケーブルで接続するのも少し面倒になってきました。
ガッツリ聴きたい時はいいんですが、軽い気持ちで聴きたい時に取り出してケーブル繋いで・・・というのが少々煩わしく思う事があります。
そこにBTR7ですよ、ええ。
FiiO BTR7の大まかなスペック
FiiO BTR7の大まかなスペックとしては
DACチップはES9219Cをデュアルで採用
ES9219CはBTR5 2021でも採用されていますね。30,000円台のDACにも搭載されているチップです。
アンプはTHX AAA-28をデュアルで採用
FiiO Q3 2021に採用されているアンプですね。なので音質はまあ間違いないです。
Qualcomm製Bluetoothチップ「QCC5124」採用
Bluetooth5.1対応のBluetoothチップ「QCC5124」を採用しています。
aptX Adaptiveをはじめとした高品位オーディオコーデックへ対応しています。
他にもLDAC/aptX/aptX Low Latency/aptX HD/AAC/SBCなどの多彩なBluetoothコーデックに対応しています。
出力は3.5mmシングルエンド出力と4.4mmバランス出力
一般的な3.5mmシングルエンド出力端子と、4.4mmバランス出力端子を搭載。4.4mmバランス出力はES9219CとTHX AAA-28を左右独立で動作させる完全バランス構成。
サイズは83.6 x 39.6 x 14.6 mm、重量は68gの軽量設計
iiO Q3が110gですので、かなり軽いと思います。
なんとQi規格無線充電対応!連続駆動時間は9時間
個人的にはここがかなり驚きました。Qiでの充電が出来るとのこと。
これって結構大きいかも・・・9時間稼働するのも大きいですね
USB DACとしても稼働
スマホやiPhoneに繋いでUSB DACとしても稼働します。アンプはQ3と変わりませんので音質もかなりいいのでは??
FiiO BTR7 開封
さて、ざっくりと仕様を書いたところで、実物を見てみます。
まずはパッケージから
FiiO製品のパッケージって、価格の割にしっかりしてるんですよね。
今回もご多分に漏れず、しっかりしたパッケージです。レインボーカラーで気持ちがあがります。
開けるとこうなってました。下手な日本製よりもパッケージングがしっかりとしてます。
本体を取り出してみましょう。いやマジで小さいです、これ。
サイズ比較でNOBLE AUDIOのFALCON2と並べてみました。これ、かなり小さいです。
重量も68gとのことだけあって、軽いです。これなら持ち歩きは苦になりませんね。
端子を確認してみます。
3.5mmと4.4mmです。
基板への設置の関係でしょうか、3.5mmがズレてますね。日本製なら多分センターに持ってくる何かをしていると思いますが、この辺りが中華製ということでしょうか。まあ、使ってるとあまり気になりませんが。
裏面にはハイレゾ対応マーク、MQA対応、THXのロゴが入ってます。
添付品です。
ケーブルはUSB-C ~ USB-CとUSB-A ~ USB-Cの2本、それに簡易的ですがケースが付いていました。
でもこのケース、悪くないです。普通に使えます。
視聴してみたら、音質の良さにビックリ
早速聴いてみました。
接続先は iPhone 12 Pro、使用したイヤホンはFiiO FD3PRO/SHURE SE215。
FD3PROを接続してみて初めて聴いた印象は正直驚きでした、あまりの音の良さに。
Bluetoothで繋いだのですが、USB経由?と思ったくらいです。
Bluetoothイヤホンもいくつか持っていますが、そのどれと比較しても確実に音質がいいです。
FiiO Q3との比較ですが、解像度の高さや高音域の鮮明さというか明瞭さなど、ほぼ変わらないどころか、好みはBTR7かな、と思うくらいです。あとはノイズ感がかなり低い、というか、ほぼないです。
SHURE SE215で聴くと、更に全体的な音の芳醇さが増し、とても豊かな音になります。これにもビックリ。
USB-Cケーブルで繋いでみたところ、低音が少し増強され、音圧が少し上がりました。
また、高音がより聴きやすく、Bluetooth接続との違いを感じることが出来ます。Q3と同じチップを使ってるはずですが、それ以外の回路のせいなのか、こちらの方が音が良く感じます。
もう少しいいイヤホンやヘッドフォンを使いたくなりますね、これじゃ。
ちょっとこれは使い倒したくなりますし、下手にDAPとか買うよりはスマホ+これでいいじゃない?と思います。
お値段まあまあしますし、私も最初は躊躇しましたが、マジで買ってよかったと思っています。それくらい素晴らしい音と性能ですね。
というわけで、もう少し聴き倒してみます。とてもいい商品ですので興味のある方は是非在庫確認して下さい。
FiiO BTR7【国内正規店販売品】 Bluetooth レシーバー USB DAC 左右独立構成 LDAC 4.4mm 3.5mm bluetooth 5.1
Q3は今回、手放しましたが、こちらも価格考えるとかなりよい商品です。
実はKA3はまだ持ってまして、これはこれで音質なかなかです。価格考えるとレベル高いですね。
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