ここ2年くらい、本当にポータブルオーディオ熱が高くて、ちょこちょこと買ってるのですが。
それでも1つの製品にかける予算は考えて買ってるわけです。まあ「安物をたくさん買ってる」と言われれば否定出来ないのですが・・・
で、これ。有線イヤホンでは私の中ではいちばん高いです。FiiOの「FD3 PRO」、購入しました。
FiiOの製品はポータブルアンプ、略してポタアン、に限りですが、既に2個所有しています。
ポタアンデビューした時の記事がこちら。
ポタアンのよさに気付いて、持ち歩きしやすいサイズが欲しい、と思って買ったのがこちら。
FiiOのイヤホンも気になりつつも、なかなか手が出せず、ただ、ずっと狙ってたのが今回買った「FD3 PRO」。
まずはFiiO FD3 PROを写真でご紹介
まずはいつも通り写真でご紹介します。
全体的になかなか高級感がありますよ、これ。
パッケージもかなり高級感あります。ちなみにハイレゾ対応です。
開け方もなかなか洒落てます。
ちょっとハートマークっぽい(笑)、とてもシンプルです。
イヤホン本体はこんな感じです。少し派手目でカッコイイです。
ただ、見ていると慣れてくるのか、格好良さがだんだん際立ってきます。
添付品です。ケースがまたカッコいいですね。このケース毎持ち歩けます。
イヤーピースは全部で4種に音道管が1つ、それに2.5mm/4.4mmのプラグ。
掃除用のブラシと、イヤホンとケーブルを切り離すための工具です。
イヤーピースは「Vocal ear tips」「Bass ear tips」「Balanced ear tips」「Memory foam tips」の4種です。
購入時に付けられているのは「Balanced」のMサイズですね。
音道管は購入時に取り付けられているのは「バランス型」で、添付されているのは「高域のディテール再現重視型」です。
FiiO FD3 PROの主な特長をオフィシャルサイトから
オフィシャルサイトから「主な特長」をピックアップしてみます。
- DLC振動板採用の新設計12mmダイナミックドライバー搭載
- 理想的な音響特性を実現するアコースティック・プリズム・システム
- 耳への圧力を低減し、より自然な音を追求するためのセミオープン構造
- ユーザーが交換可能な音道管によるサウンドコントロール
- 手仕上げによるアルミ・マグネシウム合金製ボディーにより高級感のある外観デザイン
- 2.5/3.5/4.4mmプラグが付け替え可能な銀メッキ高純度単結晶銅ケーブルが標準装備
- ハイレゾオーディオ認証取得
- 豊富な同梱アクセサリ
個人的には耳への圧力を低減するセミオープン構造は嬉しいですね。
セミオープンなので、耳道の内部の空気圧バランスを取ることで聴覚を効果的に保護でき、鼓膜への圧力を軽減するそうです。
また、キャビネット内の圧力を効果的に排出できるため、ドライバーの動きをスムーズにして、より自然な音をもたらすとのこと。
もちろん、プラグの付け替えや音道管の交換も気になります。
とにかく音像の素晴らしさに感動 / 聴いてみた感想
聴いてみた感想です。
まあちょっととにかく衝撃でした!
全体的に解像度が高く、音像がしっかりとしています。
高音域は繊細さもあり、それでいて解像度も高くて、耳障りも悪くないです。
中低音はどちらもしっかりと締まりがある音でありながら広がりもあり、かなりレベルの高い音です。
特に低音の締まりがありつつ、キレイに聴こえるベースラインなどは感動でした。
ただ、個人的にはもう少し低音があるのが好みなので、イヤーチップを「Bass ear tips」に変更してみました。
低音がしっかり厚みのある音に変わります。いやーこれはすごいです。
しかし、今度は高音域が若干薄くなりました。
そこで音道管ですね。高音再現型の方へ変更です。
驚くほど高音域がハッキリして、それでいて低音もしっかりと表現される、個人的に理想的な音に!
イヤーチップの変化が思いのほかすごく感じられるので、他のイヤーチップを試してみてもいいかもしれません。
プラグも3種類付いているのですが、4.4mmと2.5mm、3.5mmの違いもしっかりわかりますね、これ。
4.4mm/2.5mmの方が音の分離がキレイです。どちらも音の濁りはないのですが、よりクリアに聞こえるのが4.4mm/2.5mmです。
4.4mmの方が2.5mmよりも心持ちですが、音が厚めになる印象です。
他の2つのイヤホン、どうしよう・・・というレベルで音がいいですね。いやちょっと基準が上がりますよ、これ。
というわけで、今のイヤホンよりもレベルを上げたい方、バランス接続をしっかりと味わいたい方、いろんな音を試したい方など、幅広い方々にお勧めしたいイヤホンです。
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