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アクアリウムの基礎 〜 フィルタのお話の基礎

2年ほど前に「アクアリウムの基礎 〜 フィルタのお話」という記事を書きました。
最近、アクア系の記事へのアクセスが多く、問い合わせが来るようになりました。その中で多いのが「フィルタ」に関することです。
なので、フィルタの記事を少し掘り下げて書いてみることにします。

目次

「フィルタ」とは水をろ過するために使います

通常の生活でも「フィルタ」と呼ばれるものはあちこちに使われています。
例えば身近なものであれば、浄水器や空気清浄機。イメージとしてはこれらと同じです。
浄水器のフィルタは水をキレイにするもの、空気清浄機のフィルタは空気をキレイにするものです。
つまり、アクアリウムのフィルタも水を「キレイに」してくれます。
ただ、アクアリウムの場合の「キレイに」は、
・汚れを物理的に除去する
・微生物を使って、汚れを分解する
の2つを主に行います(今は空気清浄機などでも微生物を使って分解除去するものがあるらしいので、似たようなものと言われればそうかもしれません)。
ですので、ろ過がうまくいってる水槽の水は透明でとてもキレイです。
よく「苔」や「藻」の話を聞きますが、苔や藻がひどい水槽はろ過がきちんと行われてないことが多いです。
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フィルタは1個設置よりも組み合わせて設置した方がいい

基本的にフィルタは1個よりも2個なり3個なりを組み合わせて設置した方がいいと言われています。
理由はメンテナンスにあります。
フィルタは必ずメンテナンスが必要です。例えば浄水器もフィルタを交換しますよね。
アクアリウムの場合、フィルタ内にバクテリアが生息しています。
メンテナンスでそのバクテリアが減る可能性があります(もちろん、メンテナンスするときは極力バクテリアを減らさないようにします/次の記事参照)。
なので、フィルタを複数設置することで、フィルタを1つずつ掃除することができ、片方のフィルタを掃除しても、もう片方のフィルタがろ過を続けてくれます。
また、メンテナンスの手間を減らすためにもフィルタに投資しておくと、うちみたいにある程度ほったらかしでもいい状態を維持してくれます。

どのフィルタを設置していいか分からない場合はまず外部フィルタ+外掛けフィルタで

そう言われてもよく分からない、という場合は、水槽のサイズに寄りますが、60cm水槽ならとりあえず外部フィルタ+外掛けフィルタで進めてみましょう。
外部フィルタはエーハイム 500フィルタ、外掛けは何でもいいですが、GEXの「簡単ラクラクパワーフィルターL」辺りがいいかと思います。
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※外部フィルタ・外掛けフィルタの説明は次の記事で。

定期的な掃除は必須

いくらほったらかしでいいと言っても、フィルタは汚れます。汚れた時はせめてろ材だけでもキレイに洗いましょう。
と言っても、水道水でジャブジャブ洗ってはいけません。
水道水にはカルキが含まれます。微生物はカルキに弱いので、水道水でろ材を洗ってしまうと折角ろ材に繁殖した微生物が死滅してしまいます。
必ず水槽の水をバケツに汲み上げて、その水で洗います。洗った後の水槽の水は捨てて、減った分の水槽の水は水替えの要領で補充します。
そうすればバクテリアの減少を最小限に抑えることが出来、ろ材の汚れを除去できます。

フィルタと水の関係がアクアリウムの基礎

フィルタのこと、水のことが分かれば、アクアリウムのことはかなり理解出来ると思います。
苔や藻などを最小限に抑えるためにも、メンテナンスの手間を省くためにも、フィルタはきちんと選んで、きちんと掃除をしましょう。

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